【世界戦】比嘉大吾 計量失敗で王座はく奪 体重超過は日本人初


画像引用:デイリースポーツ

15日に予定されているプロボクシング世界戦の前日計量で、フライ級王者の比嘉大吾(22)が減量に失敗し体重超過の為に王座を剥奪されたことが分かりました。日本人選手が体重超過が原因で王座をはく奪されたことはなく、日本人初のケースとなります。900グラムの体重超過の後再計量を前に比嘉陣営からギブアップの申し出があり、王座はく奪が正式に決定されました。

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汗が一滴もでない...減量をギブアップ

1度目の計量では体重が51.7キロで、規定上限の50.8キロを900グラム超過した比嘉選手、その後2時間の猶予が与えられましたが、猶予時間を迎える前に具志堅会長により減量のギブアップが伝えられ、本人は再計量に現れませんでした。

パニック障害も、減量に悩まされる

ボクサーの減量の辛さは並大抵のレベルではないそうですが、比嘉選手は特に減量に悩まされたそうです。2017年に行われたWBC世界フライ級タイトルマッチの前には減量の辛さからパニック障害を発症したこともあり、減量との戦いが非常に辛いものであったことが分かります。

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野球少年がボクシング世界王者に

比嘉選手は沖縄県浦添市出身、父親が少年野球のコーチであったことから小学校から中学校まで野球に打ち込む少年でした。高校進学後も野球を続ける予定でしたが、ちょうどその頃井岡一翔や具志堅用高の試合の放送を(具志堅の試合は再放送)テレビ観戦し、自分もボクシングをやろうと決意したそうです。
ボクシングを学ぶべく沖縄県立宮古工業高等学校へ進学した比嘉選手は地道な努力で実力をつけ、2013年第68回国民体育大会(東京都)では少年の部フライ級でベスト8という成績を残しています。

破壊力抜群のパンチ

比嘉選手最大の武器は、そのパワーがケタ外れという破壊力抜群のパンチ。
プロ転向後の初戦では、タイのセーンゲン・サックナロン初回わずか50秒でKO勝ち、その後も連続KOの記録を伸ばし続け、現在は15連続KOの日本タイ記録を持っています。パンチ力の源となっているのが鍛え抜かれた上半身、胸囲は97センチとミドル級並みのサイズだそうです。

連勝記録はどうなる?

比嘉選手は現在15連続KOの日本タイ記録を持っており、今回の試合では連勝新記録が期待されていました、再計量後に試合が実地された場合、記録はどうなるのでしょうか?

残念ながら軽量失敗でフライ級王者の権利は剥奪されてしまいましたが、試合は公式戦として認められているので連勝記録は実績として残るそうです。

ネリは永久追放に

3月に行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチの際には、山中慎介と対戦したルイス・ネリが大幅な体重超過で計量を通過できず、その後日本のボクシング界から永久追放されています。
公正な試合と選手の安全面からも計量は厳格に行われるものであり非常に大切なものです。比嘉選手の王座はく奪はとても残念ですが、比嘉選手には何とか気持ちを切り替えて素晴らしい試合をみせてもらいたいですね。

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