4月2日にタイ全土に向け外出禁止令が出され、原則午後10時から翌朝4時までの夜間外出が禁止となりました。コンビニやスーパーは普通に営業していますが、デパートはフードフロア以外休業中。有名ホテルの休業も相次ぐバンコクの様子をお届けします。
スーパー、デパートは入店時マスク着用義務付け
エンポリアムのフードフロアも閉店時間が22:00→20:00に変更、
日本人ご用達のフジスーパーも20:00で閉店になっています。
驚いたのが、入店時にマスク着用が義務付けられていたこと。
入店時にマスクを持っていない場合にはその場で購入して入店します。
マスクの在庫が豊富だからこそなせる技、しかもお安い。
入店制限当日に行った時には、スーパーのベラマーケットでは
4枚入りパックが10バーツ(40円)でした!
数日後には1枚25バーツ(100円)に変更されていたので、最初はよくわからず売りまくってしまったんでしょう...
他のスーパーやデパートでも同じ価格だったので、統一したのかもしれません。
すっかり人気がなくなったプロンポン、
以前1枚400円でマスクを売ってた屋台もいなくなってました。
テレビで日本のマスク不足の報道を見ていると、
あんなにモノ余りだった日本が...と切ない気持ちになります。
ちなみに、ロサンゼルスのスーパー前に居た「ゲリラマスク売り」のマスクと、
フジスーパーの入り口で購入したマスクは全く同じものでした。
どこで作ってるんだ?
そこら中にサニタイザー、コンビニ、スーパーも徹底管理。
*暗い中ボンヤリ光るサニタイズゲート、通過すると除菌完了。
ノンビリ気質のタイですが、一般の人もコロナ対策はかなりしっかりしています。
デパートやホテル・コンドミニアムの入り口では体温チェック、タクシードライバーや宅配業者も全員チェック。
コンビニやスーパーでは、入り口の他にレジ前にもサニタイザーが置かれていて、みんなバシャバシャ消毒、ぼーっと使わないままでいると、”コレコレ”と消毒を促されます。
もちろん、会計前の立ち位置テープで社会的距離キープ、ホテルやコンドミニアムのソファには使用禁止か離れて座るよう張り紙がしてある徹底ぶり。
屋台文化のタイでこれほど”消毒”している様子を目の当たりにすると、やっぱり只事じゃないんだという意識も高まります。
サニタイザーも日本では本当に不足しているようですが、
バンコクではコンビニでも定価で買えますし、スーパーでは10Lくらいのビッグサイズまでズラリと並んでいます。
衛生意識が一気に高まったタイ
*休業ホテルに四角いスマイル登場。
ムエタイ会場での集団感染以降、タイのコロナ対策は一気に厳しくなりました。
外出制限は違反すると罰金も科されます、それもありますが、一般市民の意識が変わったことを肌で感じます。
テレビを通じてしか日本の様子は分かりませんが、”もっと距離取らなくて大丈夫?”という映像が今でも頻繁に流れてきます。日常的な感染対策ではタイのほうがずっと進んでいるのでは?という印象です。