「体が弱ってく」リンドバーグ渡瀬マキを襲った機能性発声障害とは?


11日、人気ロックバンドLINDBERG(リンドバーグ)のボーカル渡瀬マキ(49)が、公式ホームページ上で「機能性発声障害」と診断されたと発表しました。

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だんだん体が弱って...何も楽しめない。

渡瀬さんは昨年から体調を崩し、頭痛や吐き気、食欲不振や不眠に悩んでいたようです。
何カ所もの病院をまわり診察を受けたものの原因が分からず、ようやく診断されたのが「機能性発声障害」でした。

ホームページ上では、

 「昨年より体調を崩し、だんだんと身体が弱っていき、いつも苦しくて、何も楽しめなくなった」「のどに違和感を感じ始め、会話も苦痛になり、しゃべろうとすると声が出ない状態が続いた」
引用:LINDBERG official web site

とコメントしており、非常に辛い状況だったことがうかがえます。

機能性発声障害とは?

「昨日歌い過ぎたー!」
カラオケで大騒ぎした翌朝に声がかすれてしまった経験はありませんか?
誰にだって大声を出し過ぎたり、声帯を傷めると声がカサカサになってしまうことがあります。
しかし、このように「声帯結節」や「声帯ポリープ」など器質的な病変がないのに声がかすれてしまう状態を「機能性発声障害」といいます。

「機能性発声障害」には精神的ショックが原因で起こる「心因性失声症」小声でふるえるような声になってしまう「音声衰弱症(ボガート・バコール シンドローム)」変声気を過ぎた男性がうら声で喋ってしまう「変声障害」ガラガラでドスのきいたような声で話す「仮声帯発声」などがあります。

スコープ検査で器質的な病変を確認したり、発声機能や音響分析、声に関する質問表(Voice Handy Index)などの検査を経て診断が下されます。

治療法は?手術は必要?

「機能性発声障害」は器質的な病変がないので、手術をせず医学的理論に基づいた音声治療(ボイステラピー)や喫煙などの障害の原因になりそうな生活習慣の改善指導などで治療が進められます。

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散歩距離は長く、自宅での筋トレもスタート

コメントをみた限りでは、渡瀬さんはとても体力が落ちてしまっていたようです。
一時は会話が苦痛になるほど辛い状態だったようですが、最近では自宅で筋トレも始めるなど回復に向かっているそうです。

来年4月にはバンドデビュー30周年を迎えるリンドバーグ。
所属事務所によると、渡瀬さんはまだ歌える状態ではないようですが、他のバンドメンバーもライブツアーや楽曲制作に前向きな姿勢でいるとのこと、無理をせずゆっくり治療してまた素敵な歌を聞かせてもらいたいですね。

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